バギオは そもそもが避暑地として アメリカ統治時代に開発された 計画都市です。
日本でしたら 軽井沢のような所でしょうか。
ですから 観光地としてのスポットは これと言ったものがありませんが、バギオの歴史に触れ、展望も楽しみたい方には こちらが良いかもしれません。
ドミニカン・ヒルと呼ばれる丘の上に 元々は 修道院のサナトリウム(療養所)があったのです。
その後 ディプロマット・ホテルとなりましたが、1990年のバギオ大地震で崩壊。 それ以降は 荒れ放題の建物となっていました。
今は、バギオ市の管理になったそうで、一般に公開されています。
昔の修道院サナトリウムの面影が残っている廃墟。
屋上に登って、バギオ市内を見下ろすことも出来ます。
「バギオ歴史の丘」「祈りの山」とでも言えばよいのでしょうか。 今後バギオ市が観光スポットとして開発する計画があるとのことです。
そして、 このドミニカン・ヒルを 下って行くと、 ミラドル・ヒルがあります。
参道の階段を 一番上まで 登ると、 ローデス・グロット(マリア洞窟)があります。
ここは、カトリックの聖域となっています。
尚、この場所は、バギオ市の中心から、 ナギリアン道路に入ったすぐの所から左に折れ、タクシーなら数分の地点にあります。
ぶらりと半日時間を過ごすには 便利な場所にあります。
(この情報は 2009年3月現在のものです。)