バギオ・シティー・ハイスクールのすぐ前に バギオ博物館があります。
メイン・フロアーである2階には 山岳民族関連の常設展示を見ることができますが、
1階と4階では、毎月さまざまなイベントや展示が実施されています。
2012年7月19日から31日までは フィリピンーアメリカ友好の日のイベントとして、
バギオの歴史的建物についての写真展が開かれています。
写真は 駐比のアメリカ大使を迎えての オープニングの様子です。
その歴史的建物というのは これ。 この写真は戦後に修復をしている様子。
修復後の建物。 この建物は 今はアメリカ大使の公邸として使われています。
ここに歴史的建物である意義が書かれています。
バギオのジョン・ヘイという 元は米軍基地であった敷地の中にある
1940年に建てられた アメリカの高等弁務官の公邸であったとあります。
ここが何故歴史上の意味があるかといえば、
第二次世界大戦(太平洋戦争)が この建物の中で 正式に終わったからなのです。
1945年9月3日に 山下奉文大将が ここで降伏文書に署名をした場所であるからです。
これが その降伏文書です。
横文字での 山下大将の署名が見えます。
これは 博物館一階での写真展ですが、三階では別にバギオの歴史を物語る写真展も長期展示してありますので、日本とバギオの歴史的関係を知る上でも興味深いものとなっています。
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