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フィリピンでの台風洪水被害、観光地での事故に巻き込まれないように

フィリピンへの観光で注意しなくてはならないことのひとつに、自然災害などに巻き込まれないようにすることも重要ではないかと思います。

1. 台風・洪水

フィリピンは基本的には乾季と雨季に分かれると言われています。
特に台風の時期には、毎年のようにメトロ・マニラなどを中心にして、ルソン島の低地では洪水の被害で数十万人、百万人単位で被災しています。

マニラの都市部でさえ、ホテルから外に出られないほどの浸水となる場合がありますので、日程に余裕がない場合は要注意です。

2013年8月の台風の余波による大雨によって引き起こされた洪水の様子をこちらのサイトでご参照ください。

http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2013/08/post-6409.html


2. バギオ市やさらに北部の山岳地帯 サガダやボントック、あるいは世界遺産ライステラスで有名なバナウエなどの地域では、台風ばかりでなく雨季の大雨などで崖崩れ・土砂崩れが発生し、バスやジプニーなどの交通手段が通行不可になる場合がたびたびあります。

特に雨季の時期のこれらの地域への旅行の場合は、
日程を大幅に変更せざるを得ない状況になることがありますので注意が必要です。


3. 観光地で 日本の常識は通用しない

2013年8月に、観光地として有名なサガダの洞窟(鍾乳洞)で死者行方不明などを出す事故が発生しました。
この事故は 台風の影響で大雨となり、洞窟内の川が増水して、観光客が流されてしまったというものです。
この洞窟には 日本人英語留学生たち13名も入っており、危うく救出されています。

日本の観光地にみられる安全対策などは フィリピンではほどんど実施されていないと考えて、情報をしっかり得て、危険を感じた場合は人任せにせず的確な安全サイドの判断、決断をすることが重要です。

サガダ洞窟での事故については、こちらのサイトでご参照ください。
http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2013/08/post-4039.html

 
フィリピン旅行中は メジャーなテレビ・チャンネルなどで天気予報を毎日チェックされることをお薦めします。
日本のように頻繁に定時の天気予報をみることは出来ませんし、特にフィリピンの場合は日本と違って、フィリピンの国土のすぐ近くで台風が発生するということもあり、突然台風に襲われる可能性もありますので、山岳地域を旅行する場合は、毎日天気予報をチェックすることが重要です。


 
4. インターネットでフィリピンの台風、天気予報をチェック


台風が発生した場合は 日本の気象庁のサイトでもチェックできます:
http://www.jma.go.jp/jp/typh/

フィリピンの気象庁PAGASAのサイトはこちらです:
http://www.pagasa.dost.gov.ph/

フィリピンのテレビ局ーABS・CBNの天気予報のページ
http://www.abs-cbnnews.com/weather


5. フィリピンでの死亡事故・事件はほとんどが強盗か恨みか?

こちらのサイトで 海外での主な事件・事故がまとめてあります:

海外での日本人(邦人)の主な事件事故まとめ
http://uguisu.skr.jp/recollection/kaigai.html

この中でフィリピンは8件ほど見受けられます。
金銭目的の強盗や、背景のわからない殺人のようです。
フィリピンでの殺人は 商売や男女関係のもつれによる恨みによるものが多いとみられています。


外務省の「フィリピンにおける安全対策」のサイトもご参照ください:

http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/philippines.html       

   


     









   



   



    



    



    



    
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by baguionihongo | 2013-08-25 12:50 | リンク集 LINK
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