バギオ周辺には 第二次世界大戦で亡くなられた日本人の皆様の 慰霊碑を見ることができます。 ここでは、 バギオへ登るケノン道路(ベンゲット道路)のキャンプ3、バギオの隣町ラ・トリニダッド、及び ボントック道21キロ地点の慰霊碑をご紹介します。
キャンプ3の慰霊碑は、
マニラからバギオへ向う場合、山岳道路であるケノン道路の麓を少し入ったところにあります。 (バギオから下る場合は車で1時間前後です。)
ケノン道路を登ってくると、このような橋があります。
この橋を渡って、右にカーブしたところに この慰霊碑が道路の右側にあります。
この慰霊碑は
鹿児島歩兵第七十一連隊会 が建立したものです。
なお、この慰霊碑は大変立派なものですが、 その維持費の問題が出ているそうです。
建立に力を尽くした日本の遺族会の高齢化などによって、地元への管理費などの支援が途絶えているとの話を聞いております。
もし、ここに慰霊される方がいらっしゃいましたら、日常的に清掃・管理などをやっている地元の善意の管理人への 寸志の提供が望まれます。
前のページに ラ・トリニダッドの慰霊碑を載せています。
(尚、この慰霊碑訪問の3箇所の写真は、日本から個人的にバギオを訪問されたご兄弟の依頼により、佐藤国際がガイドをした際のものです。 2007年2月の撮影です。)